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【プレスリリース】産業用ロボット×IoT が体感できる展示場開設

 株式会社 FA プロダクツ(本社:東京都港区、代表取締役社長 貴田義和)は、株式会社オフィス エフエイ・コム(本社:栃木県小山市、代表取締役社長 飯野英城)、ロボコム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 天野眞也)と共同で、マルチメーカーのロボットシステム×IoT の常設展示場「Smart Factory Conductor LABO(略称:スマラボ)」を 5 月 16 日(水)、栃木県小山市に開設いたします。

「Smart Factory Conductor LABO(スマラボ) 」開設の背景

 製造業では生産年齢人口の減少、工場の人手不足などを背景にロボット・IoT 化が急務とされています。しかしながら成功事例は特定分野に限られ、多くの企業ではその恩恵を受けられていません。その背景には、ロボットエンジニアを含めた技術者の人数不足と経験・スキル不足が根底にあります。同時にシステム導入する企業にも正しい情報が十分に伝わらず、 「高額すぎて投資に見合わない」 「こんな作業は自動化できない」という消極的な思い込みや、 「ロボット導入したら生産性が必ず上がる」という誤解が、 正しい投資判断を困難にしています。
今回開設する「スマラボ」は、数々のロボットシステム導入を手掛けた3社で共同運営。多くのロボット・IoTシステム導入実績をベースに、ソリューションをパッケージ化することで、構想設計・詳細設計にかかる工数と時間を削減できる最新システムを紹介しながら、人材育成機能と情報発信機能をあわせもつことで、信頼性の高いロボット・IoT システムの導入を支援します。

「Smart Factory Conductor LABO(スマラボ) 」の目的と特長

スマラボの目的は大きく「ユーザー企業へのリアルなロボット×IoT 体感」と「SIer の育成」の2つです。

1.ユーザー企業への、リアルな「ロボット×IoT 体感」の提供
産業用ロボットを、 製造業・物流業で使われる実際のソリューションとして 10 種類以上展示。「物流」「食品」「自動車/機械」「IoT」の 4 つのゾーンに分け、実際の工程に即したリアルな展示をします。展示は全てシステムとしてパッケージ化されているため、ユーザー企業が自社への導入可能性について、最小限の打ち合わせ工数で検討、エンジニアリング費用も最小限で導入可能です。「メーカーがPRしたいロボットの展示」ではなく、「現場で必要とされているソリューションの展示」で最新かつ正確な情報をスマラボから発信します。 「人が行うべき仕事」「自動化すべき仕事」 の判断を含め、 将来を見据えた正しい投資判断を頂く情報を提供することで、現場の課題解決を後押しする正しい情報の体感・体験活動を行います。

2.最新機器及び組合わせ技術(コネクテッドエンジニアリング)をメーカー横断で習得できるリアルで実践的な「SIer の育成」
スマラボには様々なメーカー、サイズの最新ロボットを設置(開所時 6 メーカーを予定)、ソリューションを通じ、 それぞれの特長を理解しながらシステムインテグレーション技術を習得できます。 ロボットだけではなく、目となる画像機器もマルチメーカーで展示し、2 次元カメラ、3 次元カメラの使い分けや処理技術に関してのポイントを実機で習得できます。
ロボットと画像機器だけではなく、ロボットハンド、3D スキャナや汎用センサ、人・モノ、データを含めたシステムとしてのつなぎ方も学び、最新かつ実践的な制御方式も取得できます。2F にはセミナールームも常設し、複数ロボットを同時に扱う場合の設定の違いや、RIPS※1 標準を適用した開発など、具体的な事例を通じてロボットシステムインテグレータ方法を講義、今後「とちぎロボットフォーラム」をはじめ各団体とも連携し、日本の製造技術を世界に発信できる SIer 育成の場として活用を予定しています。
なお、 「Smart Factory Conductor LABO」は、株式会社電通国際情報サービス(予定) (本社:東京都港区、代表取締役社長 釜井 節生)、日研トータルソーシング株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長 清水 浩二)、 株式会社日立システムズ (本社:東京都品川区、 代表取締役 取締役社長 北野 昌宏)、 ミツイワ株式会社(本社:東京都渋谷区、取締役社長 羅本 礼二)4社(50 音順)の協賛をいただき運営を予定しております。

展示内容例

・荷物を 3D ビジョンで認識、カゴ等の障害物を自律的に回避できるデパレ&パレタイジングシステム
・3D ビジョンと 6 軸多関節ロボットを連動、ワークの重なりにも対応するバラ積みピッキングシステム
・ワークに合わせた最適なロボットハンドを自動交換、食品業界に適用可能なお弁当盛り付けシステム

今後の展望

各種デモとワークショップをセットにして、最新事例の理解から自社に導入するための討議までを 1 日で行うツアーを企画予定。また、展示内容も、スマートファクトリー化のスモールスタートを実現する稼働監視パッケージや、予知保全システムとの連動、クラウドや生産シミュレーションソフトを活用したデータ活用ソリューションの展示など、随時追加を予定しています。

Smart Factory Conductor LABO(スマラボ)概要

住所:栃木県小山市東間々田 3-23-23
HP:http://smartfactorylabo.com/

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