１．６倍の発電量に！？【バイオマス・ジャパン株式会社】の追尾架台

固定価格買取制度（FIT）は未成熟だった太陽光発電市場を急成長させました。

しかし、2017年度以降、10KW以上ではその価格は24円/kWhからさらに下がるとみられています。 IRR（内部利益率）確保のために、発電効率の高いシステムの選定がさらに求められています。今回ご紹介したいのは、太陽光をGPSで追尾することで発電量がこれまでの1.6倍も見込める 2016年9月に販売開始されたバイオマス・ジャパン株式会社の追尾架台【BJ Elsol】です。

従来の架台との違いについて下記にてご紹介します。

「垂直に光を集めること」を２つのモーターで実現

実は、一番効率よく光を集めるには、パネルに対し、垂直に光が当たることが理想です。太陽の角度は一日の内でも太陽は東から西へ移動し、春夏秋冬で太陽の角度もかわります。

でも、従来のパネルは固定されているので常にベストなポジションに向けることは不可能でした。

それがこの追尾架台では、2軸追尾式のモータを搭載しており、GPSで太陽の位置を割り出すので、常に太陽光を90度の垂直にあてることができます。

これによって電力の発電量のばらつきがなくなり、常に最大の電力を発電することができるようになりました。無駄が無くなり、常に最大の電力を発電する事が可能になりました！

1日最大9時間の発電が可能

固定式ではどうしても取りこぼしていた早朝や夕方の光。早朝や夕方の発電時間も追尾式発電システムにより効率よく発電が出来るようになります。２軸追尾式の構造上１日最大９時間の発電を実現。

よって、従来の固定架台よりも１．６倍の発電量になります！

【シュミレーション】

「台風や積雪等日本の厳しい気候風土にも対応できる

台風や積雪等日本の厳しい気候風土にも対応できるよう風速センサーとソーラーポジショナーをシステムに搭載する事で、自動でソーラーパネルの角度を調整します。

一定以上の風速を検知した場合、太陽光パネルを水平にして風圧を逃したり、雪が降ると逆に角度をつけてソーラーパネルに雪が積もらないようにすることができるようになりました。風速センサーとソーラーポジショナーをシステムに搭載したことで、自動でソーラーパネルの角度を調整したり、また、事前にパネルの角度をPCで遠隔操作する事も可能。安心•安全で快適な発電ライフを実現できます！