概要
セキュアなネットワークを介してPLCやHMIを監視するシステムです。
タッチパネルの世界シェアトップクラスのWEINTEKが提供するリモートアクセスサービス「EasyAccess 2.0」とWentekのタッチパネルにより実現します。
特徴
セキュアな通信を実現するSSL VPN技術の採用
EasyAccess2.0は、SSL VPN(Secure Sockets Layer Virtual Private Network)という高度なセキュリティを担保できる通信技術を採用しています。ソフトウェアの設定も簡易なため、すぐに導入できます。
世界のベンダーが提供する250種の機器に対応
世界中のメーカーが提供するPLC、インバーター、アクチュエーターなどのさまざまな機器に対応しています。
PLCのラダー言語も遠隔から書き換え
PCでPLCのツールソフト(オムロンCX-Programmer、三菱GX Developer、シーメンスStep7、ロックウェルRSlogix500など)を使用することで、タッチパネルをPLCに接続することが可能です。このパススルー機能により、遠隔地からでもPCLのラダープログラムを変更可能です。
効果
ライン停止による生産計画変更の抑止
トラブルなどによるライン停止の際、遠隔地からの状態把握によりあらかじめ対処方法を想定したうえで、現場対応をできます。そのため、復旧までの時間を減少させ、生産計画の大幅な変更を抑止できます。
サポート負荷・コスト・時間の削減
遠隔地からも設備の状態を把握できるため、万が一の故障やトラブル時にも、現地に行く際、あらかじめ必要な道具や交換パーツを想定し、対処が可能です。現地に駆け付けたが、必要な部品がない、検査ツールを持っていないなどで起こる再訪問などの負荷・コスト・時間を削減します。
マルチベンダー対応で既存資産の活用
世界中のベンダーが提供する製品に対応しているため、すでに導入済の製品にも接続でき、既存資産を有効活用できます。
導入効果を動画でわかりやすく紹介(Weintek社提供)
導入手順
- ヒアリング
- 要件定義
- 設定・導入
- サポート
- 使用用途、環境、監視する機器、目的などのヒアリングを行います。
- 監視する機器に求められる監視内容などの要件を整理します。
- ソフトウェアに設定を行い、遠隔監視システムの環境を構築します。
- 導入機器の保守をサポートをします。