画像処理

概要

画像処理技術を活かして、製造業における様々な工程の検証に活用します。
ハイスピードカメラ(高速度カメラ)は、食品・薬品業界の充填・搬送、印刷・包装業界の紙折り、半導体業界のピック&プレース、機械加工業界の切削・プレスなど、様々な工程の検証に活用できます。
以前は高額だったハイスピードカメラが安価でご提案しております。

特徴

超小型カメラ

従来のハイスピードカメラでは不可能だった、手が入らないような狭いところで撮影が可能になりました。狭いラインの隙間や、装置の中、高いところなど、これまであき らめていたポジションから撮影が可能になりました。Cマウントレンズ対応なので、小型で多種多様なレンズを使用した撮影が低コストで実現できます。カメラヘッドのイメージセンサーはカラー/モノクロのいずれかのタイプを選べます。センサー感度が高く、位箇所でも明るく撮影できます。増設カメラで2場面同時撮影が低コストで実現可能。別角度や、拡大と広域観察、前工程と後工程を同時観察することで、トラブル原因をより詳しく分析できます。

長時間撮影可能

2種類のモードで状況に応じた適切な撮影が可能です。

【速度優先モード】では本体メモリ(4GB)に記録します。特に速い挙動を撮る場合に役立ちます。最大10,000コマ/秒で撮影ができますので、高速化する設備・装置の挙動も確実に捉えます。
【時間優先モード】は、撮影データを、大容量SSD(256/512GB)に直接書き込むことによって、長時間の撮影を可能にしたモードです。いつ不具合が起きるか分からない現象も逃さず捉えます。最長160分の撮影(1000fps 512GBの時)が可能です。従来比100倍以上の長時間撮影を実現しました。撮影後に本体メモリSSDへ撮影データを転送するための待ち時間がないので、連続撮影が可能です。

編集が簡単

PSV(PhotoCam Speeder Viewer)を使用して、撮影データの再生スピードの変更や、明るさ・彩度の変更、必要な範囲の切り出しなどが可能です。
さらに、複数の撮影データでタイミングを合わせて、同期再生することや、比較映像を合成出力することも可能です。また、一般的な形式の動画ファイルに変換することも可能なので、データ管理、共有も簡単です。また。動画解析用ソフトウェアPFAを使うと動的な変位を多点、非接触で観察できます。 データロガーなどと連動して数値変位やグラウを動画と一緒に観察することも可能です。

効果

映像確認が簡単で、トライアンドエラーをクイックに実施

最大10,000コマ/secの映像が簡単に撮影でき、すぐに観察できます。 目視では確認できなかった現象を確認することで製造工程の不具合の現象を確認できます。 確認できた現象に対して、トライ&エラーを繰り返すことができます。

1ms単位の無駄も逃さず可視化

見えなかった現象を可視化するだけではありません。
高速度カメラは時間分割が正確にできます。100, 250, 500, 1000, 2000, 5000, 10,000フレーム/secに撮影します。たとえば1000フレーム/cecの場合は1フレームが1msになります。製造ラインの稼働状況の時間を追い込みたいときはSpeeer V2で撮影し、 機械の動きの無駄を1ms単位で短縮する活用事例でお客様に喜ばれています。

前後工程などに展開が容易で、費用対効果大

一つのコントローラーで2つのカメラが接続できるので、費用がかさみません。Speeer V2は1コントローラ+2台カメラなので、撮影する時間軸がすでにあった状態で撮影したい前後の工程撮影、角度を変えた撮影、3次元計測するための撮影が簡単にできます。

事例

画像処理技術を活かして、製造業における様々な工程の検証に活用が可能です。

導入手順

  • お問い合わせ
  • ご訪問
  • 現場テストもしくはデモ機貸出・検証
  • 撮影データ加工、ご提示
  • 御見積
  • ご導入
  • 確認事項:対象ワーク、ワーク品種、ラインスピード、検出距離
  • 製品説明、デモンスとレーション
  • 現場撮影をお手伝いさせていただきます。
  • 撮影した映像はお客様にご提出後、弊社はデータ完全消去。
    ソフトウェアの活用方法ご説明
  • ご訪問させていただき製品の説明を行います。
    ご不明点はお気軽にお問い合わせください。