動作シミュレーションの検証・導入にかかる費用を教えてください。
検証されたい設備、導入の範囲などにより費用は異なります。お問い合わせフォームにて検討されている内容をご記載・ご連絡をお願いいたします。
「Process Simulate」のライセンス購入はどれくらいの費用感ですか?
ライセンスの種類が複数あり、トレーニングやオプションなどにより異なります。「Process Simulate」でどのようなことを実施したいか、お問合せフォームよりご連絡をお願いいたします。
「ロボットを使っていない現場」ですが、シミュレーションを活用できますか?
ロボットだけではなく、各種装置、人による作業などもシミュレーションが可能です。作業の検証、作業性・作業負荷・作業時間などの把握が可能となり、工場内のあらゆる作業を完全に再現し、事前に未来予測することができるようになります。
ラインや工場全体まで3Dデータで作り込み、動かすには相当の時間(工数)が必要ではないでしょうか。
一番時間がかかるのは3Dデータそのものの作成です。しかし近年では設備、部品メーカー様でも3D化が進み、容易に提供してくれるようになり、精密に作成されたこれらの3Dデータをレイアウトするだけで3D工場が完成します。個別案件により異なりますが、ロボット設備1台あたり、純粋にシミュレータで準備する時間は1~2日程度です。
CADデータ上でロボットティーチングし、実機に反映するとズレが生じるのではないでしょうか?
実設備はCADデータとイコールに作成できることは無いため、ズレは発生します。3Dシミュレータにはこのズレを座標変換で一致させるキャリブレーション機能があります。実機ロボットにもズレを低減させるTCP自動計算機能などがあり、これらをうまく複合させると、オフラインティーチデータを一度微修正するだけで生産に使用できるようになります。
ロボットメーカーが提供しているシミュレータで充分かと思いますが、どのように違うのでしょうか?
単純に1台のロボットプログラムをオフラインで作成するだけであればその通りです。しかし、自動経路生成やライン、ロボット同士との協調制御、協動ロボットで人とロボット作業を同時に検討するなど、近年の工場DX化に向けた最適なソリューションとしては、統合3Dシミュレータが不可欠です。
設備を設計するCADではないのですか、CADと別システムだと使いづらいのでは?
設備設計によく使われているCADシステムの中には、アドオンでシミュレータ機能を有するものもあります。ロボット設備の構想設計段階ではこれらの機能も有効です。しかし、CAD内で工場全体を統合してシミュレーションできるようなものは現時点ではありません。現状では適材適所のツールを使い分けるのが現実的だと思います。また、このシミュレータ内にも、簡単な3Dモデリング機能があります。
実機カメラ補正を使ったシステムにこの3Dシミュレータは対応していますか?
補正ソフトに撮影画像を渡す際、実機カメラや実ワークが無くてもシミュレータ内でバーチャルカメラを設定し、実機とパラメータを合わせることで、同様な画像を取得することができます。従って、画像補正をオフラインで準備、検証することが可能です。
「Process Simulate」には日本語メニューやヘルプはありますか?
どちらも日本語に対応しています。弊社が独自に提供するトレーニングテキストもすべて日本語オリジナル版でご用意しております。