株式会社 FA プロダクツ(本社:東京都港区、代表取締役社長 貴田義和)は、製造業向けに、既存設備の改造無しで稼働監視が実現できるセンサパッケージを発売。
インテリジェントケーブルスキャナ「ICS シリーズ」として、2017 年 11月14日から販売開始いたします。
■インテリジェントケーブルスキャナ「ICS シリーズ」発売の背景
製造業では Smart Factory の構築を目指し、その手段として IoT 技術の導入が進み始めています。
中でも、最も重要で費用対効果が高いとされる「稼働監視」を正確に行う必要性が認知されはじめ、当社 Smart Factory Conductor シリーズ「稼働監視パッケージ」をはじめ各種システムが開発されています。
しかし、多くのシステムは設備から「通信」で情報を取得できることが前提となっているため、旧型の設備、特にプレス機・加工機・成型機などの稼働監視を行うためには大きな障壁が残っています。また、「稼働中ランプ」 「積層信号灯」などの信号を分岐させ、接点信号として取り出すなどの対策も広く行われていますが、電気的な知識が必要なうえ、設備を一時停止する必要があり、場合によっては装置メーカーの保証対象外になってしまうなどのリスクも伴います。
当社が支援する Smart Factory プロジェクトの中でも同様のニーズが数多く寄せられていたことから、これらの課題を解決するため発売に至りました。
■インテリジェントケーブルスキャナ「ICS シリーズ」で実現する IoT
インテリジェントケーブルスキャナ「ICS シリーズ」と当社 Smart Factory Conductor シリーズ「稼働監視パッケージ」を組み合わせることで、設備の新旧を問わず、大幅な改造を行わずに設備の IoT 化を実現できます。
「稼働監視パッケージ」は、各種 PLC、NC コントローラ、Modbus TCP、CAN など 300 種類以上の通信プロトコルに対応しており、稼働監視に必要な「信号取得」「表示」 「手動入力」 「自動帳票化」をローコストに簡単に導入できるパッケージです。IoT サーバー(HMI)を中核にし、インダストリー4.0 で標準とされている上位側の通信プロトコル OPC UA や MQTT にも対応しているため、各種システムとの親和性も高く拡張性を備えています。ただし、信号取得が通信や接点信号で取得できるというのが前提でした。
ここに「ICS シリーズ」を組み合わせることで、旧型のプレス機・加工機・成型機などの稼働信号を接点信号で集約することが容易になり、既存設備の IoT 化を強力に推進することが可能になります。
■インテリジェントケーブルスキャナ「ICS シリーズ」の概要と特長
「ICS シリーズ」は次の3つの特長を備え、リスク無しで設備の稼働信号を取得できます。
■価格とラインアップ
インテリジェントケーブルスキャナ汎用タイプ/型式:ICS-01(オープン価格)
接点変換インターフェイスユニット/型式:ICS-02(オープン価格)
インテリジェントケーブルスキャナ標準パッケージ(550.000 円)
※ICS-01×10、ICS-02×10、パワーサプライ、ModbusTCP 対応リモート I/O、格納ボックスセット
【クランプ式電流センサ構成図】
【ICSシリーズ組立前写真】
【ICSシリーズ接続例】
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