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自動化構想と工場シミュレーションで、
投資対効果を明確にする。

「構想設計・シミュレーション分析」では、優先順位が高い項目の自動化構想設計とシミュレーション分析による効果検証を行います。この時点で投資対効果が明確になります。

ご支援内容

1.自動化構想設計

あらかじめターゲットとして定めた工程について、自動化装置の具体的な構造イメージや仕様案をご提案いたします。

惣菜容器をコンベアに並べる作業の自動化装置構想案

惣菜容器をコンベアに並べる作業の自動化装置構想案

惣菜容器をコンベアラインに並べる作業を自動化することで、作業者の負担軽減と同時に作業スペースの省スペース化も可能になると想定し、自動化構想案を提案。容器の供給装置を載せた台をベルトコンベアのある場所に運び、そのままコンベヤを覆うようなかたちで据え付けが可能となり、作業者は容器を定期的に補充するだけでよくなります。 このような形で、さまざまな業種・作業内容に応じた自動化構想案を提案させていただきます。

2.シミュレーション分析=工場シミュレーション

シミュレーションとは、想定する場面を再現するモデルを用いた検証・分析のことです。本プログラムでは、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウエア社の「Plant Simulation」というソフトを用いて工程や製造環境を再現し、現場の検証・分析を実施。製造ラインで課題となっている工程の最適化を目指すための方向性を、コンピューター上で探ることができます。

参加企業様には、自社の生産工程から1つを選んでいただき、Team Cross FA が共通の工程モデルを提供。そこに目標生産数や品目、人員などの具体的なパラメーターを入力いただくことで、工程の稼働状況を再現し、参加企業様に実際のシミュレーションを体験いただきます。

実際のシミュレーション動画

投資対効果をきちんと把握し、
改善に繋げる。

シミュレーションを通して、目標生産数量に対してかかる時間、工程(設備)稼働率、在庫量推移などの結果をグラフで表示。さらに、Plant Simulation の自動最適化機能を利用して、さまざまな条件下での、最も効率の良い生産順序などを検証することが可能です。
ロボットなどの自動化装置を導入するような大きな投資をせずとも、数値を明確にすることで、根拠に基づいた生産ライン及び工程の改善に役立てることができます。