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今こそ中小製造業のチカラを、日本を再び盛り上げましょう。

モノづくり大国・ニッポンの復活へ

日本の経済成長の中で製造業が果たしてきた役割は一貫して大きく、“ものづくり大国ニッポン”とまで呼ばれてきました。しかし、バブルの崩壊や世界金融危機、中国をはじめとする新興国の成長、1995 年頃や 2008 年頃に起きた急速な円高の動き等により、日本の製造業を取り巻く環境は悪化し、もはや過去の栄光となりつつあります。

実際に、製造業の労働生産性水準の変遷を見てみると、1995年と2000年の時点では、製造業の労働生産性水準は、日本が他国を押さえてトップでしたが、2005年には9位、2010年以降は10位以内にもランクインしない状況が続いています。今後、日本の製造業を復興させていくためには、労働生産性を向上していくことが重要であると考えられます。

モノづくり大国・ニッポンの復活へ

人手不足・変種変量への対応が鍵

特に中小製造業においては、深刻な人手不足が顕在化しています。社会問題である少子高齢化の進行、また人材にかけるマンパワーやコストの不足も影響し、優秀な人材を採用できない・育成できないというジレンマを抱えている企業様が多くいます。

そして、今や大量生産の時代は終わり、中小製造業の皆様に求められているのが多品種少量生産・変種変量生産への対応です。新たな引き合いが入るたびに、生産ライン・人員の改善・見直しが求められ、作業工数・コストは増える一方で、売上・利益は軽減。さらに、こうした求めへの対応により熟練エンジニアの作業負担が増え、ますます作業の属人化が進み、若手エンジニアの育成や技術継承が進まないという負のスパイラルに多くの企業様が陥ってしまっています。

「対応しなければならない、その手段としてデジタル技術を活用すべきなのはわかっている、ただ何から始めて良いのかわからない」―私たちが日々たくさんの中小製造業様の方と向き合ってきた中で一番多くお聞きする声です。

モノづくり大国・ニッポンの復活へ

はじめの一歩から一緒に、
少しずつ着実に進んでいきましょう

残念ながら、日本では自動機・ロボット・生産シミュレータなどの設備・ツールの導入に、まだまだ莫大なコストがかかってしまうのが現状です。また、一朝一夕にDX化を進めることもできないのも事実であり、導入〜最適な運用体制を構築するまでには長い期間を要します。それでも無理だと思って、踏み出さないままでは何も変わりません。

DX化への最初の一歩は、自社の課題を明確にし、必要な自動化・業務効率化のための施策および投資対効果を明確にすることです。こうした構想設計から始まり、実装・運用フェーズまでを一貫して伴走支援できる唯一無二のコンソーシアムが、Team Cross FAです。

今回の「ものづくり補助金(BM型)事業」による支援プログラムによって目指すのは、これまで一部の大手企業だけで進んできたDX化の民主化です。悩める中小製造業の皆様の誰もがDX化の必要性やメリット、コストを正確に把握でき、中長期的な視点で一歩ずつ着実に実現へ向けて歩んでいく―こうした未来の実現を私たちは本気で目指しています。

中小製造業が元気になれば、日本はもっと盛り上がるはず。 そう信じて、私たちはこれからも歩みを進めていきます。 是非、皆様も私たちに頼ってください。全力でサポートいたします。

Team Cross FA 一同

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