自動車用金属バルブの外観検査を自動化。700個/2時間の処理能力と高精度検査を両立した金属部品外観検査装置
自動車用金属バルブ(H70mm・φ25mm)の外観検査を自動化した設備。コンベアパレット搬送方式を採用し、多軸ロボットが製品を1個ずつ検査ステージへ搬送。検査内容に応じて外周面・内面・平面の最適な検査方式を組み合わせた。
システム構成
複数カメラを組み合わせ、検査内容に応じた最適な方式を採用
コンベアパレット搬送方式を採用し、多軸ロボットが製品を1個ずつ検査ステージへ搬送。外周面・内面・平面それぞれの形状特性に応じて、最適な検査方式を使い分けている。
1
外周面ラインスキャンカメラによる検査
回転させながら外周面をライン状にスキャンし、傷や欠陥を検出する。
2
内面内視鏡カメラによる検査
内視鏡カメラを挿入し、内面の状態を検査する。
3
平面エリアカメラによる検査
エリアカメラで平面部を撮影し、外観の良否を判定する。
検査方式の選定
検査方式を使い分けた理由
1種類のカメラでは対応できない検査要件に、複数方式を使い分けて対応
外周面・内面・平面など検査対象の形状特性が異なるため、単一のカメラ方式では全てを高精度に検査することは難しい。ラインスキャン・内視鏡・エリアカメラを組み合わせることで、それぞれの検査面に最適化した高精度検査を実現した。
検査自動化がもたらす効果
700個/2時間の処理能力を実現し、検査品質を安定化
各検査工程の結果を個体ごとに管理し、総合判定後にOK・NGを自動排出することで、検査のばらつきをなくし品質を安定させた。ロボットによる安定した位置決めと高い再現性により、量産ラインでも高精度な検査を維持している。
